6677.米空母3隻、東アジア展開

米国が空母3隻を朝鮮半島付近に配置=中国ネット「中国に見せるため」「韓国の駐留負担金がまた増えそう」
レコードチャイナ 2020年6月29日 08:20

2020年6月26日、中国メディアの澎湃新聞は、米国が空母3隻を朝鮮半島付近に配置していると伝えた。記事は、「米メディアの報道によると、米軍はニミッツセオドア・ルーズベルトの2つの空母打撃群を出動させ、西太平洋で共同作戦中だ。さらにこれに横須賀基地配備の空母ロナルド・レーガンも加わり、米国は3隻の空母朝鮮半島付近に配置しているが、これは17年に北朝鮮大陸間弾道ミサイルを発射した時以来だ」と伝えた。また、韓国メディアが米軍によるこの動きについて「北朝鮮に対する警告」と分析していることも伝えた。

これについて、中国のネット上の反応を見ると、「米国は国内の矛盾から目を背けさせようとしている」「狙いは別のところにあるね」「これは明らかに中国に見せるためのパフォーマンスだ」などのコメントが寄せられていた。

また、「韓国はすごいな。よそ様の海軍をまるで自分のことのように『これは警告だ』と言っている」「今年の韓国の駐留負担金がまた増えそうだな」との意見もあった。
ほかには、「まずは乗組員が新型コロナに感染していないかどうかを調べないと」「自分の裏庭が燃えているのに、他人の家のことに手出しするのか」との批判や、「空母1隻なら配置、2隻なら威嚇、3隻なら警告、4隻なら開戦」と分析する人もいた。(翻訳・編集/山中)

米空母3隻、韓半島に近い太平洋に集結
6/24(水) 8:01配信 朝鮮日報日本語版

 米国の原子力空母3隻が、フィリピン海など韓半島から遠くない西太平洋に集結して作戦中であることが判明した。空母セオドア・ルーズベルト(CVN71)とニミッツ(CVN68)が今月21日からフィリピン海で作戦活動に乗り出し、韓半島周辺海域など西太平洋を管轄する第7艦隊の作戦区域に配置された。米インド太平洋軍司令部が23日に明らかにした。もともと第7艦隊に所属している空母ロナルド・レーガン(CVN76)は現在、日本とフィリピンの間の海域で作戦中だ。

 米国が第7艦隊の作戦区域に空母2隻を追加投入するのは、取りあえずは南シナ海などで中国の海軍力をけん制するのが目的と解される。しかし、最近の北朝鮮による対南軍事行動の脅しなどどいった韓半島の安全保障状況も考慮した、という分析が出ている。北朝鮮の核・ICBM大陸間弾道ミサイル)の脅威が最高潮に達していた2017年11月にも、ロナルド・レーガンセオドア・ルーズベルトニミッツの3空母が史上初めて東海に集結し、北朝鮮に対して武力の誇示を行った。

 これに先立ち、北朝鮮の最前方地域に対南拡声器放送施設が構築された今月22日には、異例にも韓米の偵察機が少なくとも8機、同時に出撃したことが分かった。航空機追跡サイト「No callsign」によると、韓国空軍の早期警戒機(AEW&C)「ピースアイ」1機と米空軍の戦略偵察機「リベットジョイント」(RC135W)1機、在韓米軍の戦術偵察機「ガードレール」(RC12X)6機が対北監視飛行を行った。

 

米、原子力空母3隻で中国けん制 3年ぶり、太平洋に同時展開

2020年6月17日 17時33分  東京新聞共同通信
米領グアムから出航する原子力空母セオドア・ルーズベルト=4日(米海軍提供・AP=共同)
【ワシントン共同】米軍が乗組員のコロナ感染への対応を終えたばかりの原子力空母3隻を太平洋地域に同時展開し、台湾周辺や南シナ海で活発に活動する中国軍をけん制する動きを強めている。米メディアは太平洋への3隻派遣は北朝鮮情勢が緊迫した17年11月以来で「極めて異例の態勢」だと指摘している。
 米軍によると、横須賀基地配備の空母ロナルド・レーガンセオドア・ルーズベルトはフィリピン周辺で、ニミッツは太平洋東部で活動。いずれも駆逐艦や戦闘機部隊を引き連れている。
 中国共産党系新聞の環球時報は「中国は空母キラーの対艦弾道ミサイル東風21Dを持っている」などと反発した。

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南シナ海・香港・朝鮮半島あって、6月上旬から、米空母3隻、同地区に展開中らしい。おしゃべりトランプさん、選挙戦・コロナ・人種問題で忙しいのか、本件には言及せず。軍独自の論理による展開か。この種の問題、情報公開と人々の監視が大事だ。各国メディアも、もっと取り上げるべきだ。