6655.北、また新型ミサイル実験

北発射2発、迎撃困難な新型か 落下~低空飛行~急上昇の軌道

3/21(土) 18:57配信産経新聞

【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮が21日朝に発射した短距離弾道ミサイルとみられる2発の飛翔(ひしょう)体が、落下後に低空飛行し、再び急上昇するプルアップと呼ばれる特異な軌道を描いていたことが、韓国軍当局の分析で分かった。韓国軍当局は、北朝鮮が昨年8月に試射した新型戦術地対地ミサイルなどの可能性があるとみて、さらに詳しい解析を進めている。この軌道のミサイルは迎撃が難しい。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米韓軍が春の合同軍事演習を見送る中、在韓米軍への脅威は一層高まっている。

 北朝鮮は21日午前6時45分ごろと同50分ごろ(日本時間同)、北西部の平安北道(ピョンアンプクト)宣川(ソンチョン)付近から北東方向の日本海に向けて飛翔体2発を発射した。日韓両防衛当局は、短距離弾道ミサイルとの分析を明らかにした。韓国軍によると、ミサイルは約410キロ飛行し、最高高度は約50キロに達した。日本政府は日本の排他的経済水域EEZ)の外に落下したとの見方を示した。北朝鮮によるミサイル発射は今年3回目で、3週連続。

迎撃困難、ロシア製模倣か 北朝鮮の新型ミサイル在日米軍も射程に、韓国軍が分析

古いニュースだが参考まで 日経新聞2019/7/26 17:30

【ソウル=恩地洋介】韓国軍当局者は26日、北朝鮮が25日に発射した2発の短距離弾道ミサイルを巡り、ロシア製の「イスカンデル」に酷似しているとの見方を明らかにした。通常の弾道弾とは異なる軌道で飛行するため、捕捉や迎撃が難しい。韓国軍は2発のミサイルの飛距離を「600キロ程度」に修正した。日本を射程に収める能力を有している可能性があり、新たな脅威となる。(中略)26日の朝鮮中央通信によると、発射を視察した金正恩キム・ジョンウン)委員長はミサイルを「防御が容易でない戦術誘導弾の低高度飛行軌道の特性と、戦闘的威力を確信できるようになった」と評価した。

新型ミサイルの脅威について、韓国国防省出身の金東葉慶南大教授は「核弾頭を搭載し、ミサイル防衛網を突破できる」指摘する。最大射程については「中朝境界から発射して韓国・釜山に届く700キロで設計された可能性が高い」と分析した。700キロなら、南北境界近くから発射した場合、長崎県佐世保などの在日米軍基地も射程に入る。脅威の度合いは高まったが、日米韓が一致して北朝鮮に厳しい姿勢を取れるかは微妙だ。今のところ国連安全保障理事会の制裁決議違反を問う声は上がっていない。

トランプ米大統領は25日のFOXニュースで「彼らは核実験はしていないし、小さいミサイルしか発射していない」と述べ、問題視しない立場を示した。ポンペオ米国務長官も25日、FOXニュースで、金正恩委員長が6月に板門店でトランプ氏と会談した際、「中距離や長距離の弾道ミサイル発射は避ける」と約束したと主張した。

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世界中コロナ騒ぎの中、またまた北ミサイル実験とは?なのにトランプさんまた親書を送ったとか。こんな時期暴走は困るとの思いだろうがますます舐められるだけだ。この問題、トランプさんの弱腰は困ったものだ

昨年夏以降北が実験しているミサイルとは、弾道で距離を稼ぎ落下直前、低空でレーダーの死角を飛行し目標直前には再度上昇して破壊力を大きくするらしい。日本政府が数千億円で配備を急ぐ陸上イージスも対処困難とか。防衛費に巨額をつぎ込むなど愚の骨頂。北の(攻撃や脅しの)意図そのものをくじくことを急ぐべきだ。